キルンワーク (Kilnworking) はガラス工芸で使われる加工技術の一つで、冷えたガラスを組み合わせ、電気炉に入れ加熱し、変形・融着させる手法。
種類
- パート・ド・ヴェール:粉状のガラスを耐火石膏で作った型に詰め、加熱する技法。
- スランピング:耐火石膏で型を作り、その上に板ガラスをのせて電気炉内で加熱し、変形させる技法。型の凹部にガラスがたまる。
- フュージング:板ガラスやガラスフリットを専用の糊を使用して貼付け、電気炉内で加熱することによりガラス同士を熔着させる技法。
- 絵付け:ガラスの表面を顔料(エマイユ(エナメル)やグリザイユ、ジョンダルジョン(シルバーステイン)など)によって彩色し、電気炉内で加熱して顔料を焼き付ける技法。