雷鳥(烏帽子岳)
頂上ではライチョウの親子に出会うこともできました。
ライチョウは南アルプスを代表する鳥で、国指定の特別天然記念物であり、長野県・岐阜県・富山県の県鳥です。
季節が変わっても移動せず、丸1年を同じ地域で過ごす留鳥です。気温が激しく低下する冬でも、それ以外の季節と同様、高山で暮らします。
夏は褐色、冬は純白と季節によって羽毛の色が変化します。残念ながらオス(父親)は見つけられませんでしたが、母親と雛たちを観察することができました。
雛が3羽
人に慣れているのか、距離はとってもそれほど遠くへは逃げず、普通のデジタルカメラで十分に撮影することができました。
飛ぶことはできるそうですが、あまり得意でなく、岩場を歩いて移動していました。飛んでいる姿を見ることはできませんでした。
植物の芽や葉を食べているようで、実際、高山植物の花をつついている様子を見ることができました。