9月27日(土)~29日(月)、日本ジオパーク南アルプス大会(第5回日本ジオパーク全国大会)が開催されました。4月から準備を進めてきた、中央構造線博物館にとっては今年最大と言っても過言ではないイベントです。
1日目と2日目はメイン会場である伊那市の市街地で、体育館などを利用し、講演会などが行われました。3日目は各市町村(伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村)に分かれ、それぞれ特色あるツアーが実施されました。
1日目はパネルの展示が割り当てられていたため、その設営と撤去を行いました。また、開会式や基調講演、首長セッションを聴いてきました。
開会式のアトラクションでは、大鹿歌舞伎が披露されました。15分という短い時間でしたが、私は大鹿歌舞伎を生で見たことがなかったので、その迫力を実感することができて良かったです。
基調講演では、探検家の角幡唯介さんのお話を聴くことができました。現在、冬の太陽の昇らない「極夜」の北極探検をテーマに活動されている角幡さんは、学生時代、わざと増水時に南アルプスの沢を登り、訓練をしていたそうです。その他、北極での探検の様子など、貴重なお話を聴かせていただきました。来年、グリーンランドからカナダにかけて、本格的な極夜の探検を予定されており、準備を進めているそうです。
首長セッションでは、各ジオパーク地域の市町村長の意見を聴くことができました。今回は大会史上最も多いという、30名以上の市町村長が出席されていました。
「2日目」につづく