逆さ銀杏
「逆さ銀杏」は大鹿村鹿塩の七不思議の1つで、入沢井という集落にあります。
樹高12m、幹周8.3m、樹齢1100年とも言われる、イチョウの古木です。昭和50年11月3日、大鹿村の天然記念物に指定されました。
牛の乳のように見える所
枝が下方に垂れ下がり、逆になっているように見えることからこの名があります。
また、枝や幹より垂れ下がっている乳のような形の部分の樹皮を煎じて飲むと、乳の出が良くなるとも言われています。
弘法大師
かつて弘法大師が諸国遍歴の際、杖にしてきたイチョウの枝を地面に刺し、そのまま置き忘れたとも、どうしても抜けなくなったとも言われていますが、とにかくその刺した杖が根付き、生長したものと言い伝えられています。
しかし、弘法大師が大鹿村を訪れた記録がないとも言われています。真相は果たして…?