当ブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
2016年3月をもちまして、地域おこし協力隊を退任し、同時に博物館からも身を引くこととなりました。
大鹿村に来る直前まで協力隊についてほとんど知らず、ただ博物館という漠然とした興味で採用面接を受け、採用され、今に至ります。
大学ではどちらかというと生物について学んでいたので、地学、特に中央構造線そのものや地形・地質の分野は初めて触れるものばかりで、知れば知るほど興味が湧いてきました。
普段の業務としては来館者の受付、資料整理、博物館たよりの作成、入館料等の会計、その他事務仕事などを担当しました。
来館者対応は最初の内は入館券の販売程度でしたが、少しずつ展示の解説をするようになり、今では初対面のお客様と話をするのも楽しいと思えるようになりました。
また、勉強会や観察会、ツアーの企画なども経験しました。ちょうど南アルプスのジオパークやユネスコエコパークの活動が盛んな時期に着任したため、それらのイベントにも関わることができました。
2年という短い期間でしたが、身近な岩石や地形について、大鹿村に来る前とは少し違った見方ができるようになりました。
今後は地学に接する機会も減ってしまいますが、学んだことは決して無駄ではないと思います。とても貴重な時間を過ごすことができました。
最後になりますが、温かく見守って下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。