6月21日(土)~22日(日)、1泊2日の日程で行われた、早稲田大学大学院の野外巡検に参加させて頂きました。巡検とは色々な所を調べて回ることで、地学系の調査でよく使われる言葉だそうです。
「断層の解剖」というタイトルで、全体のテーマは「中央構造線と断層岩および対の変成帯」でした。
南アルプスをフィールドとし、博物館へも多くの協力をして頂いている、高木秀雄教授の授業の一環です。1年おきに南アルプスをテーマとした巡検を行い、大鹿村などへ学生を連れて来ているそうです。
1日目は伊那市ジオパークガイドの方々も、私たちと一緒に巡検に参加しました。
下の写真で岩石の解説をしている方が高木先生です。早稲田大学教育学部理学科、地球科学専修の教授です。専門は構造地質学です。
宿泊は「国立信州高遠青少年自然の家」でした。青少年の自然体験などに利用することを目的とした教育施設です。学校の林間学校などにも利用されます。また、一般でも利用できる公共の宿泊研修施設です。
施設使用料は、青少年団体の利用の場合はかかりません。今回は大学院生の利用ということで、引率の高木先生含め、私と河本さんも無料で宿泊することができました(一般利用については、1人1泊あたり800円かかります)。ただ、シーツ等洗濯代と食費(今回は夕食代と翌日の朝食代)は払う必要がありました。
夕食、朝食とも、食事はバイキング形式でした。
私たちの他にも、少林寺拳法や合唱団など、様々な団体が宿泊しているようでした。
院生の皆さんは大部屋だったので、私もそこへおじゃまするつもりでしたが、飛び入りにもかかわらず「高遠青少年自然の家」の方が、ゲストルーム(1人部屋)を用意してくださいました!
学校の先生などと同じ待遇です!
大学院生の授業ということで専門用語も多く、難しい内容でしたが、実際に伊那市や大鹿村の露頭を回り、現場でお話を聞くという貴重な体験をすることができました。
オタマジャクシは何ガエルの子でしょうか?
水たまりは干上がらないのですか?
ちょっと心配です。
カエルにならないと、何ガエルかわかりません…
近いうちに同じ場所を訪れる予定があるので、その後どうなったか確認し、できれば報告したいと思います。