昨日5月19日、「大鹿の100年先を育む会」による植生調査が行われました。
先月同様、今回も同行させていだたくこととなりました。

今回は大鹿村の北西に位置する、「大萱山(おおがややま)」という山の鞍部(山の尾根のくぼんでいるところ)まで登りました。
平日ということで参加者はわずか7名でしたが、お天気も良く、特に危険な道も無く、気持ちの良いハイキングといった雰囲気でした。
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今回登った山道は昔の街道であり、少し前までは炭焼きも行われていたそうです。

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「馬頭観世音」と掘られた石。江戸時代、馬の守護神として信仰されていました。かつてはこの山道を馬で行き来していたのです。

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鞍部付近に多く見られたニリンソウ。茎に2輪の花が咲くことが名前の由来だそうですが、2輪以上花をつけるものもあります。

5月も下旬に入りましたが、大鹿村はまだまだ新緑が美しいです。

これからの季節は植物だけでなく、昆虫にも注目していきたいです。